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【ギャラクシーノート7問題】 実際の問題は表層に出ている問題より深そう・・・

■プレミアムスマホは『プレミアム』なんです

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Galaxy Note7 | スマートフォン | Galaxyより

 

サムスン社から販売されているスマートフォン『Galaxy Note7』が大きな問題になっていますね。

 

問題としては、電池の発熱、さらには爆発までするとなり、これだけでもかなりの大問題ですが、更には各国の政府からリコールが発令されたり、航空機への持ち込みまでもが禁止になる大問題にまで発展。

 

近年スマホでここまでの問題に発展したことは無かったと思います。

 

さて、この問題について皆さんはどう感じていますか?

 

確かに大問題ではありますが、それにしても問題が大きくなっているように私は感じます。

 

その理由としては、この大問題とは違った『大問題』が理由になっているのでしょう。

 

今回は、格安スマホとは関係ありませんが、この隠れた『大問題』についての持論をお話ししたいと思います。

 

■もしこれが『アメリカ産』だったらどうなった?

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もしこの問題が『アメリカ産』のスマホだったらどうだったでしょう?

 

予想でしかありませんが、ここまで大きな問題にはならなかったと思います。

 

リコールの対象にはなったでしょうが、航空機への持ち込み禁止などにはならなかったはずです。

 

実際にアメリカ産のスマホでも過去に異常な発熱や、機体によっては爆発に近い損傷をしたケースもありましたが、こういった問題にまで発展しなかった事実もあります。

 

つまり、この問題は『アメリカ産』のスマホでは今後もおきづらいと言えます。

 

■根強い『アンチアジア』

この問題の一番の根っこにある問題。

 

それが『アンチアジア』です。

 

つまり、欧米人や世界の感覚では『アジアの商品は信用できない』のです。

 

これは日本でも同じことが言えて、中国や韓国の商品は未だに品質がなんとなく悪いように感じている人が多いのと同じ理由です。

 

いくら技術が発展し、自国の産業よりも優れている状況でも、10~20年前の産業が劣っていた時代を知っているので、未だにその感覚が離れないってことが原因です。

 

 

実は日本も同じように思われています。

 

ちょっと古い話ですが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公のマーフィーと、科学者ドクの間でこういったセリフのやり取りがありました。

 

ドク『こんな小さな部品の故障が大問題とは。あー壊れるわけだ、これは日本製だもの』

 

マーフィー『ドク、何を言っているんだ?最高の物は全て日本製だよ』

 

時代は1950年代。

 

今よりも60年も前の話ですが、日本もこのように思われていました。

 

『日本製=粗悪品』そんな状況が、戦後長い間続き、ようやくマーフィーの時代の1980年代になり、日本製が世界で認められるようになっています。

 

しかし、実際にはドクのような考えの人は未だに多く、日本製に対する『嫌悪感』的な物は未だに存在します。

 

それが表面化したのが、『プリウス』でのブレーキ問題。

 

数年前にアメリカで起きた問題ですが、ブレーキが利かなくなり事故を起こしたとして訴訟にまで至った問題がありました。

 

実際には、そういった問題があったか無かったという問題よりも、表面上は信頼していると言っていても、日本製であったことが一番の問題になっていったのは、ちょっと寂しくもあった問題でした。

 

1980年代から信用を得ている日本製ですらこういった状況ですから、他のアジア製品はより深刻な問題になっているでしょう。

 

と言っても、実際にこの『アンチアジア』は簡単には拭い去れません。

 

私にだって実際にあるくらいですから^^;

 

良い商品を出し続ける。

 

これしか解決方法は無いんでしょうね。

 

■この商品が『プレミアム』であることも反発の一つ

欧米は安価で販売してくる商品は、アジアなどに販売させ、高価なものを自国で生産する方向に向けています。

 

でないと値段勝負で敵わないし、自国が作る物が『プレミアム』であることに、誇りを持っているからです。

 

実際に、こういった流れて近年は市場が動いています。

 

しかし、スマホに限ってはこういった『プレミアム』な市場にもアジアが進出してきています。

 

性能も機能もデザインも良く、『プレミアム』と言っても問題が無いスマホは欧米の『プレミアム』よりも多少安く、多少性能が良く売られているので、かなりの売り上げをあげています。

 

しかし、欧米が考えるプレミアムとアジアが考えるプレミアムには多少の誤差があることも考えなくてはいけません。

 

アジアが考えるプレミアムとは、『とにかく高性能、高機能で先進的』なのに対し、欧米が考えるプレミアムとは『持っていてステータスになる』こと。

 

これには品質が良いのは当然ですが、アフターフォローなども重要ですし、何より持っていて所有者に問題を起こさないことが大前提になります。

 

プレミアムを求める人は、機能や性能よりもそちらを大事にしている人も多くいます。

 

今回のケースはどういった経緯にしろ、所有者に問題を起こしており、それがプレミアムだと言っていることに対しての反発も多いようです。

 

これが、安価な機体であれば、そんな機体を買った人が悪いと言いますが、プレミアムなら、作った会社が悪いとなります。

 

■結論。『問題は心の中にあり』

今回のことは、言わなくても誰しもが感じていることでしょうから、言葉にする必要も無かったと思います。

 

しかし、今後自分達がこういったニュースに踊らされないようにするために、こういった知識は共有できればと思い、言葉にしてみました。

 

今後も海外製品に対し、こういったことが繰り返されるでしょうが、実際にはどういった状況なのかをしっかりと受け止め、感情だけで動かされないようにしたいですね。

 

まあ、感情も大事なので、最終ジャッジは自分次第ですが・・・

 

■まとめ

さて、今回の問題は、実際の問題以上にことが大きくなっていると思い、ちょっと書かせて頂きました。

 

海外ではこの件で、不買い運動が始まったり、日本でも同メーカーの商品は売れなくなっている状況です。

 

確かに問題が起きた商品があるメーカーから買いたくなくなる気持ちは分かりますが、その他の優良な商品を買わないのは、ちょっともったいない・・・

 

トータルで見てしっかりとした判断が出来る様にしたいと思います。

 

・・・と言っても最後は感情ですから、こうなる結果も当然と言えば当然ですが^^;

 

これを機に、各メーカーさんは『人の感情を重視した販売』にも再度注目をしてもらいたいと思います。

 

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