VAIOが格安スマホで失敗する!
*VAIOさんが記事より引用http://www.vaio.com/news/pdfdata/pr05.pdf
先月、VAIOが日本通信とタッグを組んで、格安スマホを投入する形になりました!
1ヶ月も前のことなので、ご存知の方も多く、PCからのVAIOファンも多いことから、その認知度は凄いと思います。
また、どういった機種が出るのか期待している人も多いだろうと思います。
その続報が今月中に出るとの噂ですので、そろそろ出てくるころになり、期待で胸が膨らんでいるひとも多いかと思います。
かくいう私も、VAIOのデザインは大好きで、とても期待をしています。
しかし、ここで断言しておきます。
『VAIOは格安スマホで失敗をします』
あれ?VAIOってソニーのPCの名前じゃなかった?
そう思っている人も多いと思いますが、結果はその通りです。
しかし、赤字を解消するために、ソニーはVAIOを売りに出る形をとりました。
出資比率がソニーが5%、日本産業パートナーズが95%で『VAIO株式会社』を設立したのです。
ですので、この記事中に出る『VAIO』と言う文字は、株式会社VAIOを指します。
デザインコンセプトがあいまいなんです・・・
*ソニーさんのHPより引用
今回のスマホは、VAIOならではのデザイン重視のスマホにし、男性も女性も高齢者も子供も、皆が持ってしっくりする形のスマホを提供したいといっています。
聞いているだけなら、耳障りがいいですが、誰に売りたいのかまったく伝わってきません。
デザイン重視ならなお更で、男性が欲しいデザインと女性が欲しいデザインはまったく異なり、子供と高齢者でもまったく異なります。
VAIO Pシリーズではアクティブな女性目線で作り結果的に男性にも絶大な人気を得ましたが、その路線に行くのか、はたまた、アイフォンのように、シンプル機能美で勝負するのか・・・
すでに製品が出来ているらしく、社内では好評化のようですので、もしかしたら・・・そんな期待もありますし、VAIOもソニーからの脱却第一号です。
もしかしたら・・・良い物であるかも・・・いやあって欲しい!!!
価格コンセプトも曖昧なんです。
VAIOは開発中の期待と、日本通信のSIMをセットで、分割販売のみで売ろうとしています。
その価格帯は、格安スマホと3大キャリアの中間を狙うそうです。
と言うことは、月々2000円台~6500円の間。
月々、4000~5000円代でしょうか?
これだけ払うなら、あとちょっと出せば、ドコモでアイフォンが買えます。
もうちょっと機体を我慢すれば、最安値で済みます。
デザインが良いから、多少高くても欲しい!と思わせたいのでしょうが、格安スマホが欲しい方々は、3大キャリアでただ何となく購入する層とはことなり、かなり調べて検討して購入します。
ただデザインが良いから金を出せ・・・そんな安直な意見になびくでしょうか?
今年の5月に照準を合わせられたら一化けするかも?
今年の5月にスマホのSIMフリー化が義務付けられます。
そうなれば、3大キャリアで買う必要もなくなるので、高齢者や中年層はともかく、若年層は自分の欲しい機体だけを購入するようになります。
その流れに伴い、携帯は買うものであることが再認識され、キャリアが『無料』でくれるものではないことに気がつきます。
そうなれば、多少高くても自分が欲しいものを手に入れることになんの支障もなくなり、皆自由に自分の好きな機体で自分にあったキャリアを選ぶことになります。
そうなると、デザインが重視であるVAIOスマホはかなりのアドバンテージになります。
だって、ただで貰えるんなら、デザインなんてどうでもいいけれど、自分で買うってなったら、デザインが良い方が絶対にいいでしょ?
そんな人が一斉に出てくるんです。
ですので、この5月にどれだけ求心力がある物が用意できるか。
そこにVAIOスマホの命運は掛かっていると思います。
もしかしたら、そのデザイン力からアイフォン並みの人気が出るかも・・・
本心は失敗しないで欲しい
私の本心は、本当は失敗をしないでもらいたいです。
画像であげたVAIO Pシリーズは私も実際に購入し、かなりの年月お世話になった、お気に入りのPCです。
そんなVAIOが失敗するのを見たくは無いし、想像したくも無い。
でも、このままだときっと失敗します・・・
願わくば、この記事をVAIO関係者に読んでもらい、もう一度コンセプトの練り直しと5月に向けての計画をしてもらいたいと思います。
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