■格安スマホで『損をする人』と『得をする人』の境目
格安スマホは、その名前からして安く済みそうな感じがします。
実際に月々4000円程度、節約出来る方も多くいます。
しかし、あることに気をつけなくては節約どころか
むしろ損をしてしまうことも!?
今回はこれから格安スマホを使うあたたが、今後損をしないように、ここでお勉強をしていってもらいます^^
■そもそもなぜ格安スマホは『格安』なのか?
今回の話をする前に、まずこの部分に触れておかなくてはいけません。
格安スマホが『格安』な理由。
まず第一に挙げられるのは、『本体の価格』
キャリアで買うと、2年割りやら家族割やらで『実質無料』になり、スマホの値段を知ることなく、買っている人も多くいるでしょう。
色々な機種がありますが、良く売られている物で、定価が6、7万円程度の物が主流になります。
しかし、格安スマホの主流は3万円程度の物。
差額が最大で4万円程度違います。
この差額を24ヶ月(2年)で割ると、おおよそ1660円程度の差になり、この分毎月の負担を軽くしてくれています。
次にあげられるのが、『通話の費用』
現在キャリアのスマホでは、電話を掛け放題かつデーター量も2GB程度はついてきます。
しかし、格安スマホは無料通話はありませんし、データー量も少ないと1GB程度になっています。
こういったところでも、扱える分が少ないため、安く抑えられているのです。
こういった費用のトータルの差が、月々4000円程度の差になっているのです。
■1日に3分しか電話をしてはいけません?!
『1日に3分しか電話をしてはいけません』
そう言われたらあなたはどうしますか?
・私はほとんど電話をしないから大丈夫。
・用件だけ伝える電話なら、1分位だから3回は出来るわ。
・本当はもっとしたいけれど、我慢する。
色々な考えや思いがあるでしょうが、この『1日に3分』と言うラインが、『格安スマホで損をする人と、得をする人の境目』になるのです。
格安スマホの電話通話料は2015年現在、『20円/30秒』が主流になっており、1分間通話すると40円掛かる計算になります。
たったの40円ですが、1日に3分通話をすると、1日当たり120円。
10日で1200円、30日で3600円となり結構な金額になってきます。
無料通話分が一切無いので、掛かった費用がそのまま請求されます。
先ほど、キャリアの費用と格安スマホの費用の差が4000円と言いましたが、キャリアのスマホは電話は掛け放題のプランになっていますので、いくら掛けても同額。
つまり、この4000円分の差額以上に通話をしてしまったら、格安スマホの方が支払いが多くなってしまうのです!!!
その通話費用4000円の大体のラインが『1日に3分間』と言うわけなんです^^;
■私は1日に3分以上通話をするから、格安スマホには向いていないの?
上記のことをまとめると、1日に3分以上の通話をする人は、格安スマホにするよりも『キャリアのスマホにした方がお得』と言うことになりますが、それではこのブログを書いている価値がありません^^;
実は、それらを回避する方法がいくつかありますので、ご紹介しておきますね。
1、通話は楽天電話を利用する。
以前も紹介しましたが、『楽天でんわ』を使うと、番号はそのままで通話費用を半額に出来ます。
一応は相手先の電話番号に0037-68をつけなくてはいけないのですが、『楽天でんわ』のアプリがあり、そちらを使えば、何もしなくてもアプリが勝手に番号をつけてくれます。
これを使えば、1日に6分、月に200分程度は使えるようになります。
詳細はこちらにまとめてありますので、ご確認下さい^^
2、Y!mobileさんを使う。
基本通話が無い格安スマホでも、Y!mobileさんなら1回当たり10分まで、尚かつ月に300回までと制限がありますが、基本使用料の中に無料通話が含まれています。
一回当たりの通話時間が10分以上の場合と300回を超えると、20円/30秒の費用が掛かりますが、この程度で済む人が大体の方ではないでしょうか?
本体をそこそこの機種にすれば、費用は月々3000円以下になるので、普通の格安スマホよりも『格安』かもしれませんね^^
Y!mobileさんの『DINGO T 』を紹介している記事がありますので、こちらもご覧下さい。
3、IP電話やLINE、skypeなどを利用する
LINEやskypeなどの無料電話や、ネットを介して電話をするIP電話などを上手く利用し、電話としての通話費用を下げるようにすることも重要です。
ただし、通話先も同じアプリが無いと通話が出来ないなどのデメリットがあるため、家族や友人など長電話になりがちな人に、アプリのDLを頼んでおくなどの作業が必要になります。
以上です。
■まとめ
通信費用が今までの半額以下に抑えられる『格安スマホ』
ただし、使い方を間違えれば、結果的に支払いが多くなることもあります。
上記の記事や、他の記事を読んで、しっかりと『格安スマホ』の特徴をつかみ、より節約が出来るようにしていってくださいね^^
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