■この2機種ってメーカー公認のライバルですよね
8/20追記
Nifmoさんから発売されたので情報を追記しました。
*『ZenFone2 Laser』情報はこちらの方が詳しいです。
さて、先日発売された『ZenFone2 Laser』が発売初日から、かなり売れているみたいです。
また、この前1か月間の首位を独走していた『HUAWEI P8 lite』もまだまだ売れています。
私が実際に中クラススマホを買おうとした場合、間違いなくこの両機で悩むと思います。
その位、この両機は似ているところが多く、魅力的です。
今回は、この両機を比較して、どちらを買うべきなのか?
そこにスポットを当てて記事にしてみます。
■現在日本では『ASUS』VS『HUAWEI』の構図になっています
比較に入る前にちょっと余談を。
去年から今に掛けて、格安スマホ界を盛り上げているのが、この両社。
日本製品には無い安さと、性能のバランスがとても良く、両社の販売する機体はそのバランスが絶妙です^^
ASUSさんはこれまで、『ZenFone 5』の爆発的ヒットの後、後継機『ZenFone 2』を発売し、こちらも常に品切れ状態になる位のヒット商品になりました。
HUAWEIさんは、『ZenFone 5』と同時期に『Ascend Mate7』が大人気になり、一般的な方よりも高性能な機体を好む、ガジェット好きに高評価を得ていました。
また、6月に発売された『HUAWEI P8 lite』がかなりのヒット商品になり、品薄の『ZenFone 2』を追い抜き、現在トップに立っています。
こんな形で両社で日本の格安スマホ界を引っ張っているのが現状で、お互いがお互いを名指しでライバル視している状態です^^
となれば、片方のヒットを黙ってみている訳にはいかないわけで・・・
そんな状態で先日発売されたのが『ZenFone 2 laser』・・・
こんな見方でこの後を読んで頂くと、より楽しめるかと思います^^
■性能の比較をしてみると・・・
公表されている主な性能の一覧です。
多少の違いがあれど、ほぼ同じ性能になっています。
ちなみにこの中で最も違うのは『CPU』
P8liteがオクタコアの1.2GHz、ZenFoneがクァッドコアの1.2GHz。
オクタは8コア、クァッドは4コアと単純に倍の差があります。
実際にはそこまでの差はありませんが、本当に多少ですが、P8 liteの方が優れていると言う検証結果が出ています。
下記リンクは海外のサイトに飛ぶので、自己責任でお願いします。
MyTechGarbage - Tech | News | Review : Honor 4x - Battle of the brain , Snapdragon 410 vs Kirin 620
また、バッテリーも多少の差があります。
この辺りは個人的な判断をするしかないですね^^;
私の判断では、200mAhでも多い方が良いと思います。
■主な機能の比較
次に、メーカーさんなどが主張している主な機能の比較をします。
対応バンド
最近はこの対応バンドをしっかりと調べなくてはいけなくなりました。
理由は、海外の製品をそのまま日本で販売するケースが増えており、日本に対応するバンドが少ない機種が増えているからです。
と言うことでこの2機種の対応バンドをピックUP!
HUAWEI P8 lite
Huawei - HUAWEI P8lite - 携帯電話 - スペックより引用
日本で必要なバンドは大体網羅しています。
この性能なら特に問題はないでしょう^^
同メーカーの機体で、かなりやらかした経験がある『HUAWEI』さんですので、勝手に心配をしていましたが、無駄に終わったようです^^
次に『ZenFone 2 laser』
Phone | ZenFone 2 Laser (ZE500KL) | ASUS 日本より引用
こちらは、自分で公言しているように、日本に向けての機体はすべてローカライズされており、日本で必要なバンドも対応済みです^^
この辺りは、もうASUSさんの機体は気にしなくてもいいかもしれません?!
ちなみに両機ともに『Wi-Fi』の機能は、そこそこ程度で、最新かつ最速の『AC』に準拠していません^^;
■デュアルSIMが生かせるのは『ZenFone』
この両機共に、『デュアルSIM』を搭載しています。
残念なことに、二つのSIMの同時待ち受けは出来ません。
更に、HUAWEIが一般的な切り替えであるのに対し、ZenFoneは『Snap view』を搭載しています。
Snap Viewとは、簡単に言うと、1代の機体でアカウントを2つ用意し、そのアカウント独立にすることが出来ます。
詳細は過去記事にて確認お願いします。
この機能が十分にデュアルSIMの性能を発揮してくれます。
例えば、親子2人で使う場合、お父さん用のSIMと子供用のSIMを用意し、お互いに干渉せずにスマホを使い分けることも可能です。
個人的には、双方のSIMが同時に利用できる『デュアルアクティブ』機能を待ち続けていますが、まだまだ時間がかかるのかな・・・?
■デザインは好みが分かれるところ
この2機種のデザインは、個人的にはどちらも好きです^^
しかし、かなり趣向が違う2機種なので、好みが分かれるところではあります。
まずは、『HUAWEI P8 lite』を見てみると・・・
http://consumer.huawei.com/jp/mobile-phones/features/p8lite-jp.htmより引用
かなりシンプルですが、綺麗なデザインです^^
枠がほとんどないデザインが最近の流行りですが、その流行に乗っているデザインです。
ロゴだけ変えると、リンゴのマークの製品ですか?なんて言われることがあるようですが、それはこの機体だけでは無いのかな?(笑)
フレームだけですが、金属を利用したり、裏面にも傷がつきづらい『ゴリラガラス』を利用していたり(このゴリラガラスは静岡の掛川市で作っていますよ!!!)して、安価ですが、抑えるところを抑えた、『良デザイン』だと私は思います^^
続いては『ZenFone 2 laser』です。
Huawei - HUAWEI P8lite - 携帯電話 - 機能より引用
こちらは、『ZenFoneシリーズ』共通のデザインです。
この絵を見ただけでは、『ZenFone 5』なのか、2なのか分かりづらい人もいるでしょう。(裏面などをみたらすぐに分かります)
それほど、このデザインに満足しているのでしょう。
個人的にもこのデザインはしっくりきます^^
写真だと分かりづらいですが、背面が湾曲をしています。
実はこの湾曲がかなり有効で、科学的に証明された持ちやすさを実現しているそうです^^
私も手が小さいので、他の5インチモデルだと持ちづらさを感じていますが、この機体に関してはそれを感じることはありません。
それどころか、5インチに慣れてしまったので、何だか小さくも感じるように(大笑)
表面が、若干古いデザインにも感じますが、トータルで見ると良いデザインに仕上がっていると思います。
■カメラ機能
ZenFoneの方には、『Laser』の名前が入りかなりカメラを意識しているので、ZenFoneの圧勝かな?
そんな風に勘違いされやすいですが、HUAWEIの方もカメラには力を入れています。
なぜなら、『カメラを制する者はスマホを制る』からです。
余談ですが、日本ではかなり前から、写真を携帯で撮る文化が発達してきました。
しかし、海外ではここ最近になってようやくその文化が根付いたのです。
日本でも昔、携帯会社がこぞってカメラの性能をアピールしたように、今海外のメーカーはスマホでカメラの性能をアピールしているのです。
また消費者もカメラ機能を重視して、スマホを選ぶのが一般的になっているようです。
つまりそういった背景から、主力機やそのシリーズであれば、絶対にカメラの機能は良い物になっているのです。
じゃないと売れないですからね^^;
さて、そんな前置きを元にカメラの機能を説明していきます。
HUAWEI P8 lite
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
個人的に気になった機能はこちら
写真を撮ったあとに、ピント調整などが可能です。
このように各社、カメラの機能もそうですが、自社でオリジナルにカメラのソフトを提供しています。
この機体の説明動画があるので、そちらで確認して頂ければ、分かりやすいかと思いますので、リンク先を張っておきます。
http://consumer.huawei.com/jp/press/video/index.htm
他の方の使用レポートや、性能表などを見る限り、この値段で考えれば、十分な機能があるようです。
次に『ZenFone2 Laser』
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
こちらは何といっても『レーザーオートフォーカス』機能ですよね^^
この価格帯でこの機能をつけちゃった!
ってくらい贅沢な仕様みたいです(ASUSの発表会でそうASUSさんは言っていました)
タブレット | ZenFone 2 Laser (ZE500KL) | ASUS 日本より引用
スマホで写真を撮る時、結構煩わしいのが『ピント合わせ』
中々会わないピントにイライラした人が多いはず・・・
また、近い距離でのピント合わせは、ほぼ不可能でした。
それがこの『レーザーオートフォーカス』機能が付いたことで、かなり解消されます。
また後日記事にしますが、私も実際に使ってみてびっくりするくらい『ピント合わせ』が早いです!
また、数センチレベルの距離でのピント合わせも難なくこなせました。
一度この機能になれと、他のスマホでは写真は撮れないかも・・・
まあ、私は写真は『デジカメ派』なので、あまり使わないのですが(大笑)
それでもこれだけ煩わしくなければ、今後は使う頻度が増えそうです^^
■価格設定
直接的にライバル視しているのが分かるのが、『価格』です。
先発売の『HUAWEI P8 lite』は・・・
(両機をいち早く販売した、『楽天モバイル』さんで比較します)
一括払いで、『28,600円』(抜)です。
この価格でこの性能はかなりのインパクトです。
また、キャンペーンなどを上手に利用すれば、1万円台で買えることも出来る驚異のコストパフォーマー機です^^
一方『ZenFone 2 laser』は・・・
一括払いで『27,800円』(抜)です。
ちょっとだけP8 liteを下回る金額(笑)
明らかに狙ってきた感じがします。
また楽天さんで買う場合は、更に安価な8GBモデルが22,800円でありますので、かなりお得に見えます。
■専用のフリップカバーは?
最近はフリップカバーをつける人が増えましたね^^
フロント画面もカバーできて傷がつきづらいし、閉じたままでの操作も出来る。
また、見た目が手帳みたいで可愛いので、私も愛用しています。
と言うことで、ここでは純正の『フリップカバー』の紹介をしておきます。
『HUAWEI P8 lite』
http://item.rakuten.co.jp/huawei/itm0015688652/より引用
機体を覆うようにしてつけるタイプです。
スタイリッシュな機体に合わせて、カバーもスタイリッシュです。
閉じたときの時間の表示が、格好良くて素敵だと思います^^
ただ、折角の薄いボディーが若干厚くなるのはちょっと残念です。
お値段は2,678円
公式のサイトから購入できます。
【楽天市場】【ファーウェイ公式】honor6 Plus 用スマートフォンカバー(ブラック):ファーウェイ-Vモール楽天市場店
次に『ZenFone 2 Laser』
ZenFoneと言えば、この丸形のカバーと言うぐらい、浸透してきた感がありますね^^
純正の物は背面カバーと一体型なので、本体の厚みも変わらず好印象です。
ASUS側もこのカバーを重視していて、カバーを閉じた際に出来ることをどんどん強化しています。
もうZenFoneを買うときにはカバーも必須・・・かもしれません。
お値段は2,894円
ASUS公式ショップから購入が出来ます。
カバーでの対決は、純正の物以外も考えられますので、ここでは純正品の紹介に留めておきます。
尚、今回紹介したカラー以外にも、機体に合わせた各色があります。
■でどっちを買うべきなの?
さて、長々と説明をしてきましたが、ここで結論を発表します・・・
結論としては・・・
『HUAWEI P8 lite』
です。
ASUSさんから、ZenFoneを頂いている身分ですが、正直に思ったことを言うのがこのブログのモットーですから、ここは意見を曲げません!!!
さて、この結論に至った理由を説明します。
1、機体での性能はほぼ変わりがない
2、価格も誤差範囲で変わりがない
3、デザインは好き好き
4、アフターなどもこの2社なら、大きな問題はない
まずはこの4つのことが前提になります。
はっきり言うと、『そんなに変わりがない』2機種なのです^^;
だったら、どうして『どちらでも良い』的な結論ではなく、『HUAWEI P8lite』にしたのか・・・?
私の出した答えの元は・・・・
今後の値引きなどの対応
にあります。
現在は『ZenFone』の方が『HUAWEI』に比べ、認知度があります。
その認知度の差で、全く同等の商品が同じ値段で出たら・・・
皆さんも予想がつきますよね?
これまでのように『HUAWEI P8 lite』は売れなくなります。
しかし、在庫はある・・・
となると始めるのが『値引き』やキャンペーンなどです。
そこに私は期待をしたいと思います^^
また、こういったことに関係なく、定価で買うのならどっち?と言われたら、どちらでも変わらないと言うのが私の答えです。
それほどこの2機種は似ています。
強いて差を言うならば、『実際に持った感じ』
ZenFoneは湾曲をして持ちやすいですが、やはり大きさを感じます。
HUAWEIはかなり薄いので、ZenFoneのように大きいとは感じません。
しかし友人知人にお勧めする時は、個人的な思い入れや、アクセサリーの買いやすさ(ショップの取り扱いが多いなどの理由)で『ZenFone2 Laser』をおススメはします^^;
この辺りは完全に自分の趣向の問題になるので、HUAWEIをおススメする人がいてもおかしくないと思うし、ZenFoneだっておかしくないです^^;
■今回のまとめ
最後はなんだかグダグダになってしまいましたが、そのくらい似ている2機種なんだと思ってください^^;
今回の2機種は今後数か月は格安スマホを引っ張っていく、2機種になります。
皆さんも目を離さずに見ていてくださいね^^
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