■『mineo』vs『ドコモ』vs『Y!モバイル』
先日予約が開始された、『iPhone6S』が好評のようですね^^
しかも、予約もしやすい状況のようで、より高評価になっています。
さて、この『iPhone6S』キャリア以外でも、SIMフリー機の販売も同時に行われます。
と言うことは、格安SIMでの運用も可能だということ。
しかし、キャリアで買うと毎月割りなどで機体代がかなり安くなることもあり、結構安価で運用が出来るのではないか?
そんな疑問も出てきます。
そこで今回は、『本体購入+格安SIM』と『ドコモで購入した場合』でどの位の違いがあるのか検証してみました。
■比較条件はこちら
まずは比較する際の対象を絞ります。
じゃないと、色々ありすぎて値段が絞り切れませんので・・・
1、年齢30歳
2、他キャリアからのMNPを検討
3、現在使っている機体は友人にあげる
4、家族でシェアはしない
5、使用期間は2年間のみの予定
6、通話もデータもあまり使用しないが、人気のiPhoneが欲しい
7、以前にドコモであった経験はなし
8、端末はiPhone6Sの16GBのモデル
9、ネットは親と共用の光(ドコモじゃない)を使用
10、毎月の通話は合計で30分位
とりあえず以上の方の場合とします。
■まずはドコモで買った場合
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/simulation/hitoride.htmlより引用
まずはドコモさんの場合でシミュレーションをします。
こちらはドコモさんのサイトから、シミュレーションすることが出来ます。
電話はカケホーダイでデータ使用量は2GBです。
しかし、データはiPhoneを利用する場合は約1年間+1GBされます。
この値段にユニバーサル使用量などが掛かりますが、ほぼ誤差の範囲なのでちょっと無視します。
しかし、現在はこんなキャンペーンを行っています。
最大で2,700円分、つまりカケホーダイ分の値引きがあるとんでもない企画です^^;
しかし、今回のケースは『U-25』は適応外、ネットもドコモではないので、使えるのはドコモの『チェンジ割り』のみ。
こちらでも1年間だけですが、毎月1,350円の割引がある太っ腹ぶりです。
機種代金
なんと、現状9/30までは『のりかえボーナス』がつき、MNPの方は機種代金が実質の0円です^^
キャンペーン・イベント情報 : のりかえボーナス | NTTドコモより引用
キャンペーン期間が今月末(9/30)までなので、今回のiPhoneは間に合います^^
また、実際にドコモの方に聞きましたが、9/30までの契約していれば、もし在庫が無くなり開始が10月以降になっても、このキャンペーンは適応されると言っていました。
さて、以上に契約手数料が3,000円掛かり、これで金額が出そろいます。
合計すると・・・
最初の1年
5,150円x12(電話+通信代)+0円(機体代)+3,000円(契約手数料)
合計 6万4800円
次の1年
6500円x12(電話+通信)+0円(機体代)
合計 7万8000円
総額 14万2800円
これに消費税ですから・・・・
15万4224円ですね
金額だけみるとかなりお高く感じますね・・・
しかし、今はこんなものと言えばこんなものです。
■mineo(格安SIM)で始める場合
格安SIMは『mineo』さんで考えます。
mineoのHPはこちら。
元々auさんのSIMしか取り扱いがありませんでしたが、今月からドコモさんのSIMも取り扱うようなり、そのキャンペーンが魅力的です。
まだ、始めて間もないので、通信の安定性などは若干未知数ですが、auの際にはそれなりに良い評価でしたので、こちらのMVNOにさせて頂きます。
さてmineoさんはiPhoneを売っていませんので、自分で購入する必要があります。
iPhone 6sとiPhone 6s Plusを予約注文する - Apple (日本)より引用
購入はアップルストアから購入すると、16GBで・・・
・・・えっと・・・
薄くて読みずらい(笑)
8万6800円のようです。
税抜きなので税を足すと・・・9万3744円
これにもしもの為のAppleCareが1万4800円でありますが、こちらは入らない方向で・・・
また、9/16現在は予約を受け付けていないようです。
在庫切れ・・・?かな?
mineoさんでの使用料
mineoより引用
ここはドコモさんと同じ様に3GBのモデルを考えます。
また、MNPでの変更なので、通話もいれた毎月『1,600円』のプランを採用します。
次にmineoさんはこんなキャンペーンを実施中です。
mineoより引用
来月までの申し込みで、半年間基本使用料から800円割引をしてくれます。
たった800円って思われるかもしれませんが、そもそもが1,600円なので、実質半額!
ちなみに今回は通話SIMですが、データのみの1GBなら、半年間は0円で運用が出来ます!!!
これが基本使用料です。
通話の費用が掛かる
ドコモさんのカケホーダイと違い、mineoさんでは、通話した分だけ費用が掛かります。
その額は20円/30秒、つまり1分で40円掛かる計算です。
先ほど上げた今回の設定の中に『毎月の通話は30分』としていますので、単純に計算して・・・
30分(通話時間)X40円(通話料)=1,200円
毎月1,200円の通話費用が掛かります。
たった30分?と思われるかもしれませんが、30歳の方だと連絡はメールやLINEがメインで、通話はほとんどしません。
仕事で使わなければ、この程度で済む方ばかりです。
さて、この1,200円を安くする方法を紹介します。
*こちらは広告になりますので、興味がない方はクリックしないでください。
この楽天電話を使用すれば、通話費用が10円/30秒(1分20円)になるので、実際に半額になります。
回線もドコモの回線を使用するので、品質は問題ないし、アプリをDLすれば電話帳もそのまま使えるので、全く問題がありません^^
私も使っていますが困ったことは一度もないです。
ただ、支払いの明細がmineoさんと楽天さんの2種類に分かれるので、その辺りが面倒臭いと感じる人はいるかもしれません。
さて、今回は楽天電話を使用したとして、毎月の通話料は・・・
30分x20円=600円
600円が毎月の通話料とします。
あと、mineoさんでも契約事務手数料で3,000円が初回に掛かります。
mineoさんの場合の総額は?
最初の半年
8万6800円(機種代)+(1,600円-800円)x6(基本料金-キャンペーン)+600円x6(通話料)+3,000円(契約事務手数料)
分かりづらいので、数字だけにして・・・
86,800+4,800+3,600+3,000=98,200円
後の1年と半年は・・・
1,600円x18(基本料金)+600円x18(通話料)=3万9600円
合計すると・・・
9万8200円+3万9600円=13万7800円
これに消費税で、14万8824円です。
mineoさんだと、機種代金を初月に払う必要があるので、現金が無い方はiPhoneのローンを使うことになります。
■Y!mobileさんの場合
Y!mobileさんは正確には格安スマホではありませんが、SIMだけの販売もしています。
通話が一回10分まで毎月300回無料であること、SB系の回線を使い、MVNOよりも回線の安定が認められることなどの好条件が魅力です^^
Y!mobileオンラインストア のページはこちら。
そこで今回はY!mobileさんも比較対象に入れてみます。
機種は自分で揃える
これはmineoさんと同条件なので、そちらを参考にしてください。
通話費用+基本使用料
Y!mobileさんは基本使用料の中に、データ通信と通話の費用が入っています。
通話は1回10分を毎月300回まで無料なので、今回の毎月30分の通話はここで回収出来ると判断します。
また、データは現在、MNPの方は容量が2倍になりますので、若干少ないですが、1GB (実質2GB)のプランを利用します。
Y!mobileオンラインストア より引用
この表通りで言って、毎月2,980円が今回の基本料金になります。
通話SIMならキャッシュバックあり
音声SIMにMNPする場合は、20,000円もキャッシュバックがあります!
他のキャリアのように、ポイントなどではなく、現金が送られてくるのが良いですよね^^
Y!mobileさんの場合の総額は?
尚、Y!mobileさんも初回に契約手数料が3,000円掛かります。
以上を合計してみると・・・
2年間合計
86,800円(機種代)+2,980円x24(基本使用料)+3,000円(契約事務手数料)=161,320円
こちらに消費税を加えると・・・174,225円
しかし、今回は20,000円のキャッシュバックがあるので・・・
174,225円-20,000円=154,225円
154,225円がトータルの費用になります。
■3社の金額を並べて比較します
ドコモの場合
総額 14万2800円 (税込 15万4224円)
mineoの場合
総額 13万7800円 (税込 14万8824円)
Y!mobileの場合
16万1320円(税込 17万4225円)
キャッシュバックを入れると 税込 15万4225円
トータルで計算すると、びっくりする位、金額が揃いました^^;
ドコモとY!mobileさんなんて、1円だけの誤差・・・
もしかすると計算によっては完全に同額になる金額です(笑)
格安SIMであるmineさんも、安くはなりましたが、5,000円程度・・・
通話が有料なので、2年間の内に5,000円分、つまり250分、毎月にならすと毎月に10分以上予定より話してしまったら、金額が逆転します。
■この結果を見て、どこで買うべきなのか?
私はこの結果を見て、最もお得なのは『ドコモ』さんで買うことだと思います。
この程度の値段の差だったら、通信の安定性、またアフターなどを考えたらドコモさんで買うことがとても有利です。
また、現在がドコモを使用していて、ドコモにMNP出来ない場合は、Y!mobileさんでも良いですね^^
ただ、他のキャリアauさんやSBさんも同じようにキャンペーンを行っているし、かけ放題のライトプランである、毎月1,700円で一回5分までなら何回掛けても定額なるプランも出してきました。
トータルで考えると、そちらで買った方が安い場合があるでしょう。
また、今回は対象にしませんでしたが、25歳以下の家族がいる場合の、U-25割や家族シェアプランなどを使えば、もっとお得になることも出来ます。
その場合は、mineoさんは金額でも勝てない状況になります^^;
格安スマホを応援しているこのブログで、mineoさんをおススメ出来ないのはちょっと悔しいですが、事実は事実として認めましょう^^;
■以上の結果から・・・・
以上の結果から、『格安スマホとiphone』の運用は中々難しい・・・と言うことが分かりました。
しかし、ドコモさんのように2年縛りが無かったり、SIMフリー機を使うことでのメリットなどは十分選択の価値があると思います。
また、機体を自由に変えられるのもメリットの一つ。
私のように新しい機体が出るたびに欲しくなっちゃう人には、格安SIMと機体の組み合わせが向いています。
また、格安スマホは、安価な機体が買えることも大きなメリットの一つ。
今回のiPhoneは約9万円ですが、格安スマホで人気の『ZenFone2 Laser』は2万円代で買うことが可能です。
この差額を考えたら、mineoさんは2年で7万円代の運用も出来、その際には2年で15万円掛かるドコモさんの半額で済みます^^
格安スマホはこのようにトータルで考えてみていく必要があるんだと、改めて感じました。
2年前まではこのような選択が無かったので、こうやって選択が出来るだけでも良い方向に向かっていると思います^^
フォローや応援をお願いします^^ブログ運営の励みになります
合わせて読みたい記事