▪️今日からSIMロック解除が義務化されます。
*記事を書いていたら5/2になってしまいました・・・
5/1のことだと思って読んで下さい^^;
本日から、携帯電話のSIMロック解除が始まります。
今日から発売された携帯は、SIMロックの解除をしなくてはいけないと言うことになりましたが、これによって私達消費者は何が変わってくるのでしょう
▪️そもそもSIMロックてなにさ?
こう思う人も多いですよね?
と言うか、普段何も問題無く携帯を使用している人達は、知らない方が一般的だと思います。
簡単に説明すると、携帯は「SIMカード」と呼ばれる、携帯の番号などの情報を詰め込んだカードを挿入して、初めて通話などが出来るようになります。
今までのほとんどの携帯は、このSIMカードは、携帯ショップなどで購入の際に店員さんが勝手に挿入していたので、触ったことも見たこともない人が多くいます。
実はこのSIMカードの発行先、ドコモやauさんと携帯電話本体の発売先が一致をしないと、携帯電話が正常に機能しなくすることができます。
と言うか、今まではこれを当たり前のようにキャリアはしていました。
なので、ドコモで買った本体を要らなくなったからといって、auを使っている人にあげても、その人は使えなかった・・・
使いたかったら、ドコモに入ってね^^
そんな状態だったのです。
それが、「SIMロック」です。
これは販売キャリアが勝手に行っている作業で、実はそのままの本体なら、どのSIMカードでも使えるようになっています。
これを「SIMフリー機」と呼び、海外の製品は当たり前のようにSIMフリーになっている状態です。
そして、この SIMロックですが、キャリアでしか行うことが出来ないのに、キャリアはその作業を拒否してきた(一部を除く)ことが当たり前でした。
今回は、この使用者にはデメリットしかない「SIMロック」を解除出来るように法で規制するようになったと言うことです。
■で、何が変わるの?
まずは、このことについての各キャリアの動向をまとめた記事があるので、こちらをご覧下さい。
今回のキャリアの動向からして、しばらくはほとんど変化が無いことが考えられます。
しかし、中古の市場はがらっと変わりそうですね^^;
今までは、他人が使っていた中古品のSIMロック解除をドコモは行っていました。
だけど、これからはそう言った対応は中止にするようです。
今までの人気もモデルは、多くのSIMで使えるドコモ系のスマホですね。
これが使えないってなると、他社のモデルとほとんど変わらないことになります。
今までは高値で安定していたモデルも、値が下がってくるでしょう。
■でも注意が必要
販売されている機体は、各キャリアの通信網にあったチューニングがされています。
特に通話で使われる3Gの規格は、ドコモとSBは同じですが、auは規格が異なります。
ですので、もしauのスマホをSIMフリーにして、ドコモのSIMを手にいれても、規格が違うので、通話が出来ない・・・そんなことになります^^;
LTEはほぼ同じですが、対応するバンドが異なるため、今まで通信していた所が電波が無くなった・・・・そんな状況もありえます(そうそう無いとは思いますが・・・)
SIMロックが無くなっても全てのSIMが使える訳ではないのです・・・
海外旅行の際にも、現地のSIMを買う場合は、対応するバンドなどの確認が必要です。
■結局はほとんど変わらない^^;
国から変えろ!って言われて仕方なく動いた今回。
結局はほとんど変わらないと思われます。
むしろ、この件を盾にして縛りの強化や、中古品の排除などに出てくる可能性もあり、消費者に取ってはあまり嬉しくない結果になるかもしれません^^;
しかし今までは、何をしても駄目だった機種、特にアイフォンなどがSIMロック解除になることで、道が開ける人も増えるのかな?
特にSBのアイフォン持ちの方などには有益なのでしょうか?
なんにしろ、あまり効果的ではなかった今回の件で、今後大きく変わることは無いのかな?って思いました^^;
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