■結構悩んでる人は多いみたいです。
SIMフリー機が連日のように取り上げられ、また私のようにサイトで紹介する人も増えています。
一方、ゲオやブックオフなどで売られている『中古スマホ』、白ロムなんて言われ方をする機体も以前から人気があります。
どちらが良いのかな~って思う人は多いようで、それに合わせたこんなコメントを頂きました。
以下原文
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今回は白ロムとSIMフリー機の関係についてのご質問です。では、張り切って答えていきましょう!!!
■まずは白ロムって?
このサイトをお読みの方はご理解頂いている人が多いでしょうが、中には???って方もいると思いますので、簡単に説明します。
『SIMカードが刺さっていない状態で、分割払いの支払い残が無い携帯のこと』
他にも言い方はあるのでしょうが、簡単かつ単刀直入に言うとこんな感じです^^
一般的には、ゲオやブックオフ、リサイクルセンターやamazonでも最近は買えるようです。
中古と言っても、誰も使用していない状態の物も多く売られており、ほぼ新品が安価で買えるということで、人気がある機種もちらほら出ています。
さて、では質問に答えてみたいと思います。
■##白ロムスマホと呼ばれるdocomoなどのスマホをamazonなどで購入することを考えると京セラs301をはじめ、日本製のSIMフリースマホはスペックの割に値段が高く感じてしまいます。##
まずはこの部分です。
これはまさしく感じている通りです。
格安スマホと言われている、日本製のSIMフリー機はそのスペックの割には、値段が高い物が多く、割高です。
だから、格安スマホ界では人気があるのは、海外製で性能もそれなりかもしれないですが、価格がかなりの安価な商品です。
しかしそんな日本製SIMフリー機もメリットがあります。
・新品商品なこと
・分割払いで買えること
・SIMの設定などが購入先で確かめることが出来ること
簡単に上げるとこの程度のことが浮かんできます。
特に新品商品であることのウェイトは大きく、日本人は昔から新品商品は中古よりも価値があるとされています。
この傾向は、年齢が高くなるに連れて大きくなるので、格安スマホ導入のメイン層でもある中年層には、性能が良い中古品よりも、そこそこでも新品が良い。
なんて図式も当たり前のように出てきます。
また、分割払いで買えることはMVNO業者で買う人のメリットではないでしょうか。
■ですがプリインストールアプリが入っていない分SIMフリースマホの場合はメモリ・バッテリーはそんなに必要ないのでしょうか?
無効化すればプリインストールアプリが入っていてもメモリや電池をそんなに消耗しないという認識でよいのでしょうか?
次はこの部分
確かに、キャリアでスマホを買うと、これでもか!って位に色々なアプリが最初から入っていますよね^^;
これが知らないところで常駐していたりするので、かなりメモリの枠を取っていたり、バッテリーも消費をしています。
それに比べ、SIMフリー機では多少はあるものの、キャリアに比べたらほとんどないのと同然位な量でしかありません。
がしかし、実際にこのアプリの量などではメモリやバッテリーを決めてはいなそうです。
ただ単純に日本のキャリアスマホの基準が、世界での高レベルな製品が標準なだけ。
SIMフリー機の標準が世界での標準位であるだけのようです。
実際にメモリも1GBあれば、相当な数のアプリを同時進行出来ますし、バッテリーもそこそこに持ちます。
この辺りは考え方の違いで、SIMフリー機は『普段は問題なければいい機体を目指す』
キャリアスマホは『どんな状況でも問題が無い機体を目指す』
このような目指すところが違うために、標準的な性能が異なっていると言う認識を私はしています。
また、キャリアスマホはプリセットアプリを無効にしても、高性能なCPUや高解像度の画面にかなりの電力を使うため、かなり多めなバッテリーが必要だとされています。
常駐アプリなどで困っていたのは、もう少し前の性能がまだまだの機体の話で、今の機体なら、その位のアプリでは大きな問題はないようです。
■またその他SIMフリースマホ・docomoスマホのメリットデメリットありましたら教えていただけたら幸いです。 (修理の際docomoスマホはDSで受付可、OSアップデート等) よろしくお願いします。
最後にこの部分。
基本的には、キャリアスマホの方が個人的には良いと思います。
性能は良いし、ドコモショップなどで修理の受付は頼めるし、操作が分からない場合も教えてくれる。
今までのキャリア依存型の流れがそのまま使えます。
デメリットとしては、
よく言われる『テザリング』が出来ないこと。
誰も使っていない新古品が買えるとは言え、中古であることを嫌う人は多そう。
ドコモ系のSIMしか使用が出来ないこと。(ロック解除すればOK)
この位でしょうか?
SIMフリー機の良い所は
どのSIMでも使用が出来ること。
安価で買える機体が多いこと。
リセールバリューが高いこと。
デメリットは
修理依頼、設定などは全て自分で行う(窓口が無い)
安価な海外製は、やはり故障が多い。
日本製だと性能の割りに価格が高い場合が多い。
まだ、メリットデメリットはありそうですが、思いついたのはこのくらいです。
ちなみにOSの更新は、キャリアSIMではない限り、自分で更新をするか、製品メーカーからの更新が送られてくるかなので、どちらも差はありません。
こんなところでしょうか^^
個人的な返答をさせて頂くと、『くっきー』さんのように、調べるのが得意な方ならどちらで始めても問題はないです。
自分がこれが一番かな?って思えた機体で始めるのが一番ではないでしょうか?
個人的には白ロムなら、『Xperia Z3』なんかが、値段もそこそこで、かなり長く使える性能を兼ねていると思います。
SIMフリーなら、『Zenfone 2』が今なら旬ですよね^^
ちなみに日本製なら、性能は最前線ではありませんが、『京セラ』さんの機体が、防水等があり、使いやすいと思います。
以上です。
■私が『格安スマホ』として紹介しているには訳がある
ちなみに私がSIMフリー機として、色々なスマホを紹介せずに『格安スマホ』として紹介している理由があります。
それは、『日本ではSIMフリーと言う文化がやっと一般的になってきたばかり』だからです。
有識者やこういった機械系に強い人なら、なんのことも無く、SIMフリー機や白ロムを使えると思います。
しかし、日本の多くの方は、SIMフリーの意味すら知らないのです。
こういった人達に、ただ安いからと言っておススメすることは、かえってマイナスになると私は思っています。
ですので、『格安スマホ』として紹介をする、つまりMVNO業者から買うことをおススメして、なるべく負担が掛からないようにスタートをして欲しいと思っています。
なので慣れている方が私の記事を読むと、合点がいかないことがあるのではないでしょうか?
今回の『くっきー』さんのように、情報を集めるのが得意な方なら、何から始めても大きな問題は無いと思います。
しかし、いままでのキャリア依存型にどっぷりとつかっている方は、今までとのギャップに苦労するでしょう。
ですので、キャリア程ではないですが、MVNO業者もサポート体制がありますので、まずはMVNO経由で初めてみたらいかがでしょうか?
そんな思いから私は『SIMフリー機』としての紹介はあまりせずに、『格安スマホ』として紹介をメインにしています^^
自己満足かも知れませんが、こういった思いが伝わってくれたらな~って思います。
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