■機体での価格競争がついに始まります・・・
DMM mobileさんと楽天モバイルさん。
格安スマホ界で知らない人はいないMVNOになった2社。
認知度や、参入した経緯を見ても、ライバル社と言っても過言ではない2社。
しかし、通信品質も安定しており、費用も同じようなもの・・・
各社独自なサービスがありますが、決定的と言えるサービスがないのが現状。
そんな状況を打破するために、両社が打ち出してきたのが・・・・
『機体の価格競争』
今まではほぼ同額で機体を扱っていましたが、ついにその壁を破る出来事が起きました。
今回はその紹介をしてみたいと思います。
■まずは、価格競争の実態を紹介
ことの発端はまずはDMMさんから。
エントリーモデルとして、手ごろな価格でそこそこな性能を誇る、
HUAWEI社の『Ascend G620S』
このモデルがモデル末期であることもあり、メーカーが定価を下げてきたのを機に、DMMさんでの販売価格も下げてきました。
Ascend G620S | スマートフォン - DMM mobileより引用
今まで2万2000円程度で販売していた物を、一気に価格を下げて、12,800円での販売です。
これはHUAWEIさんが設定した価格よりも、17,800円よりも5000円以上安い価格です^^
MVNO各社では、機体の価格はメーカー価格と同じか、多少高いくらいがこれまでの流れでしたので、この価格はかなり挑戦的です!
この発表に伴い、DMMさんも公式に『機体の価格についてもこれからは安さをアピールする』と言っていますので、その意思が十分に伝わってくる価格です。
次に楽天モバイルさん。
DMMさんが発表した次の日に、狙っていたかのように発表がありました^^;
『Ascend G620S』は、今まで取り扱いがありませんでしたが、アウトレットとして、急遽ラインアップ入りです。
アウトレットの状態がどの程度なのかいまいち分かりませんが、ほぼ新品な機体が税抜きの『9,980円』
なんと1万円を切った価格での『LTEモデル』の誕生です!!!
これはちょっと驚きですね・・・^^;
いくらモデル末期の機体とは言え、LTE機体がこの価格・・・
凄い時代になったものです。
■最も安価に機体を手に入れたら、いくら掛かる?
ご存知の通り、DMMさんも楽天さんも機体のみの購入は出来ません。
あくまでもメインはSIMカード、これに付随する形での機体の販売です。
これは3代キャリアと同じですね^^
ですので、いくら機体が安いと言っても、機体のみで買うことは出来ません。
しかし、今使っているSIMがあってそれを使いたい人も多いはず・・・
そんな方の為に、最安でいくらで買えるのか?
ちょっと計算してみました。キャンペーンや特典などいろいろありますが、そういったことはちょっと無視して考えます。
*注意
下記の方法は、データSIMの場合、契約月数に縛りがなく、解約違約金の発生がないことを利用した方法です。
違約金は発生しませんが、提供元によるキャンペーンなどを今後受けられなくなるなどのデメリットがありますので、利用する際には自己責任でお願いします。
また、計算上のようにいかなくても、当方は責任を取れませんので、よろしくお願いします、
1、DMMさんの場合
まずはDMMさんの場合。
機体と共に最も安価な『データ専用プラン』で考えてみます。
*DMMさんの価格表(データSIM)
この価格でオプションなどを一切付けなれば、月440円。
これを契約付きで解約をします^^;
これに新規契約手数料の3000円が加わります。
そして本体価格は12,800円。
合計すると・・・
440円+3,000円+12,800円=16,240円
となります。
若干ですが、メーカーから買うよりは安いですね^^
(メーカー価格は17,800円)
2、楽天モバイルさんの場合
次に楽天モバイルさん。
こちらの価格表は・・・
なんと楽天さんは、契約初月の費用が0円です!
これに契約事務手数料が3,000円です。
そして本体が9,980円です。
0円+3,000円+9,980円=12,980円(税抜)
こちらはメーカー定価よりも5,000円程度安くなります^^
3、まとめ
今回の方法はちょっとアウトローな形。
SIMを契約したその月に解約するといった方法です。
方法として記載をしましたが、個人的にはかなりおススメ出来ません^^;
本当にDMMさんなどのSIMが欲しいとなった際に、もしかしたら断られたり、キャンペーンは新規の客限定のものが多いので、一度解約した人は受けられません。
そういったデメリット以上の価値が今回の方法にあったら良かったのですが・・・
どうでしょう?
私はそこまでの価値が無かったように感じました^^;
ですが、一応の考えとして記載をしてみました。
■性能などを確認しておこう
さて、この情報を読んで、欲しくなってきた人達へ、機体の紹介をしていきます。
スペック
Ascend G620S | スマートフォン - DMM mobileより引用
性能はローエンド~ミドルクラス程度の性能です。
普段使いで困ることは少なそうですが、スペックの影響でやれないこともあるかもしれません。
電話やネットの閲覧がメインな方などには、これで十分です。
メイン機を持ったうえでのサブ機などにも丁度良いかと思います^^
デザイン
Ascend G620S | スマートフォン - DMM mobileより引用
去年の12月に日本で発売されたモデル。
5インチモデルでフレームが若干あるタイプです。
幅:72.1mm × 高さ:142.9mm × 厚さ:8.5mmと大きくは無いですが、今発売中のコンパクトなモデルと比べると、大きさを感じるでしょう。
デザインはシンプルで正直大きな特徴が無いモデルです。
逆を言えば、誰が持っても大丈夫ってことになります^^
ちなみに過去に紹介した記事があります。
そちらもご確認ください。
■今回のまとめ
今回はモデル末期の『Ascend G620S』での価格競争をピックアップしました。
かなりの価格で提供しているので、日頃気にならなかったモデルでしたが、かなり注目をされたようです^^
さて、DMMさんの発言や楽天さんの対応を見ると、今後はこういったことがどんどん増えてきそうな感じです。
今までもキャンペーンなどでの値下げはありましたが、それで全面的にぶつかる事はありませんでした。
今後は、新機種などでも、同機種での価格競争が始まりそうです。
個人的には歓迎したいし、歓迎出来ない部分もあります。
歓迎できない理由は、この流れが続くと資金力のあるMVNOだけが勝ち残り、数年先には3大キャリアのように、無言での談合になると思うからです。
そういったことが嫌で格安スマホにしているので、この流れは若干嫌な感じがしています^^;
とは言っても安く買えるのは嬉しいことです。
今後もこういった情報があれば取り上げていこうと思います^^
今回の紹介した会社のHPはこちら
DMMmobileさん
DMM mobileデビュー!今だけお得なキャンペーン実施中!
楽天モバイルさん
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